年々増え続けていく年賀状。みなさんはどのように保管していますか?
毎年のことだから、なるべく簡単な方法で整理整頓したいものですね。
本記事では身近な小物や100均グッズを利用した収納アイデアを幅広くご紹介。
気になる処分のタイミングや方法も徹底解説します。
ご自身のライフスタイルに合った収納アイデアをぜひ見つけてくださいね。
もくじ
年賀状の保管はいつまで?
大切な人からの年賀状や写真付きの年賀状などはなかなか処分しにくいものです。
そこで自分なりの「マイルール」を決めておくことをオススメします。
その前にまずは年賀状を保管するメリットを確認しておきましょう。
- 家族の名前や住所を確認できる
- 凝った作りのものは作品として残しておける
- 喪中はがきの場合相手の喪中期間が確認できる
- 大切な人との思い出を残しておける
このように年賀状を保管する理由やメリットはさまざま。なんとなく処分できずに保管を続けているという方も少なくないかもしれません。
そこで具体的な「マイルール」を決めると整理がしやすいです。
例えば、
- ショップなどの年賀状 → すぐに処分
- 友人・知人・親戚 → 3年保存
- 特に思い入れのあるもの → 5年保存
- 処分できないもの → 永久保存
など、保管年数ごとに分けるというものです。
整理のタイミングは、毎年1月中旬に行われるお年玉付き年賀はがきの抽選結果を確認した後がオススメです。
つい後回しになってしまいがちなので、抽選結果発表の日を年賀状の整理日に決めても良いかもしれませんね。
収納アイデア①超シンプル【輪ゴム】
一番簡単で手間のかからない方法です。
枚数が少ない場合はその年の年賀状を全部ひとまとめに。枚数が多いご家庭は、パパ・ママ・子ども別に分けると後々楽です。
さらに「職場・友人・親戚・喪中」などに分ければ整理がしやすいですね。種類ごとに輪ゴムの色を分けるのもオススメです。
収納アイデア②入れるだけ【保存袋】
ジッパー付きの透明な小分け袋に分別して入れるだけの簡単整理法。
中身がすぐに確認できて、追加しやすいのがメリットです。
油性ペンで「2021年パパ・職場」など区分を書いておきましょう。
収納アイデア③簡単に製本【ガムテープ】
ガムテープを使って年賀状を1冊の本のように簡単にまとめる方法です。
用意するもの:ガムテープ(布製がオススメ)
作り方:
- 年賀状をそろえて、ずれないようにクリップなどでとめる
- 年賀状の縦の長さに合わせてガムテープを切る
- 切ったガムテープの接着面に年賀状の縦側面をあてて、側面全体に接着面があたるようにする
- あまったガムテープを両側へ折り返す
- クリップをはずす
厚紙を利用して表紙を作ればより本格的な1冊になります。
ガムテープの部分はお好みのマスキングテープなどでデコレーションしても楽しいですね。
収納アイデア④100均の【ケース・ホルダー・ボックス】
おしゃれにすっきりと保管するには、100均アイテムを利用するのがオススメです。
はがき収納ケース
はがきや写真専用のプラスチックケースは多くの100円ショップで手に入ります。
1ケースに100枚〜120枚が収納できるので、枚数が多いご家庭に向いています。
収納ボックス
シンプルなボックスは色々な使い方ができます。
中にブックエンドを入れて分別すると整理しやすいですね。
ブック型ケース
本のような見た目のケースは、おしゃれに立てて収納できるのが魅力。
収納枚数も多く、かわいいインテリアにもなります。
カードホルダー
1枚づつ収納できるカードホルダーは、楽に見返すことができるのがメリットです。
ただし、出し入れが面倒だったり追加の度に並び替えが必要なことも。
「永久保存版」の年賀状に利用してはいかがでしょう。
収納アイデア⑤【データ】で保存
年賀状を全てデータ化する方法もあります。保管する枚数が多い方に向いています。
カメラで撮影して保存
シンプルにスマホやデジカメなどで年賀状を一枚づつ撮影する方法です。
撮った写真はクラウドやパソコンなどに保存しておきます。
プリンターのスキャン機能を使う
自宅にプリンターがある場合はプリンターのスキャナー機能を使って保存することもできます。
取り込んだデータはパソコンなどに転送して保管しましょう。
スマホアプリでスキャン
文書を保存できるスマホアプリは、年賀状のデータ保存にも適しています。
年賀状整理に特化したスマホアプリも出ているので探してみてはいかがですか。
年賀状の処分方法は?注意したいポイント
個人情報が含まれる年賀状の処分には注意が必要です。
そのままゴミ箱にポイはNG。名前や住所、写真などの個人情報を悪用されないように気をつけて処分しましょう。
個人情報を塗りつぶす
枚数が少ない場合は、油性ペンや墨などで個人情報の部分だけ塗りつぶしてからごみとして処分します。
個人情報保護スタンプなども便利です。
シュレッダー
家庭用シュレッダーがある場合はこれが確実です。
枚数が少ない時はシュレッダーハサミでも。
どんど焼き(どんと祭り)
お正月に飾った門松や松飾りを神社や地域で集めて焼く古来からの正月行事です。
場所によっては年賀状も一緒にお焚き上げをしてくれるところもあるようです。お願いする際は前もって確認が必要です。
「マイルール」で年賀状をすっきりと整理して、新しい年を気持ちよく迎えましょう。

