わんこ・にゃんこの写真をスマホでかわいく撮るコツ

ペットの写真をかわいく撮るコツ

犬や猫と暮らしていると「この瞬間を撮りたい!」と思うことがよくありますよね。
ただ、動きまわる犬や猫の撮影は思いのほか難しいもの。
いざ写真を撮ってみたら「なんかちがう……」なんて方も多いようです。

ペットも家族の大事な一員。素敵な写真を残してあげたいですね。
そこで今回は、スマホを使って愛犬や愛猫の写真を上手に撮るコツをご紹介します。
ちょっとした工夫で仕上がりに断然差が出てきますよ。

【準備編】スマホのお手入れしていますか?

スマホのレンズをキレイに

コツ1:まずはスマホのレンズをきれいに

できあがった写真がなんだかぼんやり、なんてことはありませんか?
意外に忘れがちなのがスマホのレンズ汚れ。汚れたレンズはぼやけた写真の原因になることも。
無造作に扱われることの多いスマホは、思った以上に汚れています。
メガネ拭きなどの柔らかい布を利用して、レンズをこまめにお手入れしておくことをおすすめします。

【基本編】手ブレ対策はぬかりなく

手ブレしないようにスマホを構える

コツ2:スマホの構え方

室内など特に暗いところでは、手を伸ばして撮ると手ブレを起こしやすくなります。
スマホは両脇を締めてしっかり持ちましょう

コツ3:シャッターボタンの押し方

スマホのシャッターボタンは、押した時ではなく指が離れた瞬間にシャッターがきれる構造になっています。
ボタンは強く押さずに、そっと指をスライドさせてみましょう。
機種によっては、本体側面の+−ボタンでシャッターがきれるものも。
この場合構えた状態から指を動かさないで済むので、よりブレにくくなります。

コツ4:スマホケースを利用

手帳形のケースは、フラップの部分を持ってしっかりとホールドできるので手ブレ予防におすすめです。
スマホを床置きして撮影するときにも便利。フラップを開けばスマホが安定して自立するので、床にじっとしているペットを撮影するのにぴったりです。

【テクニック編】いざ、撮影!

猫

コツ5:フラッシュの設定はOFF

スマホのLEDフラッシュは明るすぎるので、被写体が白っぽくぼやけてしまうことがあります。
フラッシュはペットを驚かしてしまうだけでなく、犬や猫の敏感な目に悪影響を与えることもあるので、なるべく避けた方がよいでしょう。

コツ6:ズーム機能はできるだけ使わない

被写体が遠くにいる時に、ついやってしまいがちなのがズーム撮影。
スマホのズーム撮影は画質が荒くなるので、できるだけ使わない方がベターです。
自分から被写体に近寄ってみることをおすすめします。

コツ7:カメラアングルを意識

犬や猫と目線の高さが同じになるように意識してみましょう。
しゃがんだり、寝転んだりして、目線の高さを合わせて撮影すれば、正面を向いた自然な表情になります。
スマホを逆さまにしてローアングルから狙うのもおすすめ
床にべったりと寝転んでいる犬や猫の肉球に焦点を合わせれば、ひと味ちがう写真に仕上がります。

コツ8:構図を工夫

被写体をフレームの真ん中に入れて撮影すると、単調な仕上がりに。
構図を少し意識するだけでイメージが変わります。
例えば、画面を縦か横かに三分割する方法が簡単でおすすめ。
3分の1部分に被写体を入れて、残りの3分の2を背景にすることで、想像力がかきたてられる写真になります。
この時、スマホの設定画面でグリッド線(カメラの画面上に表示される線)を表示しておくと便利です。
グリッド線が交わるところに被写体を置いて撮影すれば、趣のある仕上がりに。

コツ9:シャッターチャンスをつくろう

大好物のおやつや、お気に入りのおもちゃなど、愛犬や愛猫が喜ぶものを利用して上手くひきつけましょう。
大好きなものを目の前にして夢中になる姿、遠くを見つめる表情など、目線の誘導がしやすくなるので狙い通りの一瞬を撮ることができます。

コツ10:キャッチアイを入れよう

目に小さな光(キャッチアイ)が入っているか否かで顔の印象が断然違ってきます。
室内での撮影には、照明の位置を工夫して瞳の中に光を入れるイメージで撮影してみましょう。
キャッチアイが入ることで、生き生きとした表情になります。

コツ11:動いている時は連写撮影

屋外で走り回る愛犬の撮影など、動きの速い被写体には連写撮影がベスト。躍動感のあるショットになります。
ただし、連写は数秒で何十枚の写真を撮ることができるので、あっという間にデータがいっぱいなんてことも。
データの整理はこまめに行いましょう。

コツ12:リラックスした時をねらう

寝ている時や、お気に入りの場所でくつろいでいる時など、リラックスタイムも絶好のシャッターチャンス
まったりとした姿だけでなく、犬のしっぽや猫の手など大好きなパーツのアップ写真はこんな時がねらい目です。

【番外編】お助けグッズを活用

犬

コツ13:撮影アプリやアクセサリーを活用

シャター音を小さくするアプリや、犬が興味を示す音を出して撮影ができるアプリなど、犬猫専用の撮影アプリを試してみるのも一つの手です。
また、いつもの写真に飽きたら、被写体が大きく歪曲して写る魚眼レンズで遊んでみるのも楽しいですね。
簡単にスマホに外付けできるアクセサリータイプのレンズを取り付ければ、手軽におもしろショットが狙えます。

コツ14:編集アプリを利用

編集アプリを利用して、より魅力的な写真に仕上げることもできます。
セピア色や白黒にして雰囲気を出してみたり、トリミングをして構図に変化を加えれば、ひと味違う仕上がりになります。
犬や猫専用の写真加工アプリも便利。フィルターをかけておしゃれに加工すればインスタ映え写真のできあがりです。

大事な家族の愛くるしいショットが撮れたらフォトブックにしてはいかがでしょう。
愛犬や愛猫の「この瞬間」が永遠に残ります。